ソフトバンク獲得のオスナは年俸6億円超か ロッテの“天敵”守護神がブルペンにもたらすもの

2022年12月09日

 ソフトバンクが来季の新外国人として、今季ロッテでプレーしたロベルト・オスナ投手(27)を獲得することが9日までに明らかになった。1年契約で年俸は6億円以上と見られる。残留を望むロッテとの交渉が不調に終わり、2日に公示された保留者名簿から外れ自由契約となっていた。

 オスナはアストロズ時代の2019年に最多セーブのタイトルを獲得するなど米大リーグ通算155セーブ。その後は故障もあり低迷したが、メキシカンリーグを経て今年6月に推定年俸9000万円で加入したロッテでは29試合で4勝1敗10セーブ、防御率0・91をマークした。150キロ台後半の剛球とスライダー、チェンジアップなどを操り、29回2/3で与四球3と抜群の安定感だった。7度対戦したソフトバンクも計8イニングで1点しか奪えておらず、7三振。実力を知る天敵だからこそ味方になれば頼もしい戦力となる。

 ソフトバンクは18年途中から不動の抑えを務めてきた森が故障もあり昨年から不調で、今季はセットアッパーで左腕のモイネロが途中から抑えに回り24セーブを挙げた。もっとも本来は8回が持ち場のモイネロは抑えでは安定感を欠く場面が散見され、守護神オスナが機能すればモイネロを再び8回に固定できる。森、さらに今季途中から8回を任された藤井は来季は先発に転向する見込みで、オスナ、モイネロを軸に嘉弥真、又吉、松本、津森、甲斐野らが競い合いながら勝ちパターンを形成することになりそうだ。
 
 ソフトバンクの外国人は今季は投手がモイネロ、レイ、チャトウッド、スチュワート、野手がデスパイネ、グラシアル 、ガルビスだったが、チャトウッドはシーズン途中に退団し、デスパイネ、グラシアル 、レイも退団する見込み。来季の新外国人としては野手のアストゥディーヨが入団に基本合意しており、投手ではオスナに加え、阪神を退団したガンケルの獲得が決定的となっている。

 来季3年ぶりの優勝、日本一を目指すソフトバンクは今オフ積極的な補強に動いており、外国人以外ではDeNAからFA宣言した嶺井をすでに獲得。日本ハムからFA宣言した近藤はソフトバンクを含む5球団の争奪戦となっており、本人の決断を待つ状況となっている。

(TNC「ももスポ」9日放送より)

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