ソフトバンク千賀"メジャー"正式表明へ 日本シリーズ最終戦の解説後に語った「今後のプロ野球」

2022年10月31日

 今季取得した海外フリーエージェント(FA)権の行使を明言していたソフトバンクの千賀滉大投手(29)が31日、球団にFA宣言に関する書類を提出した。

 第7戦までもつれたオリックスとヤクルトによる日本シリーズが30日に終了したことでFA権を行使する選手のスケジュールが確定。31日から11月9日(シリーズ終了翌日から土日祝を除く7日間以内)までに所属球団に意思を伝えることで10日に「FA宣言選手」として公示され、11日から各球団との交渉が可能になる。千賀はFA戦線の幕開けと同時に速やかに動きだした。

 千賀は2017年オフから毎年オフの契約更改交渉で球団にポスティングシステムによる米メジャー移籍を訴えてきた経緯もあり、クライマックスシリーズ敗退が決まった10月15日の試合後に「行使は絶対します」と断言。昨年オフに球団と結んだ推定年俸6億円(変動制)の5年契約には選手自身が契約を見直したり破棄できる「オプトアウト」条項がついており、近く正式に自らの意向を表明するとみられる。

 早くから米球界で知られている千賀のFA宣言を控え、すでに現地メディアは獲得レースを巡る話題で沸騰。複数球団が破格のオファーを提示することが予想され、千賀の決断が注目される。

 千賀はフジテレビが生中継した10月30日の日本シリーズ第7戦にゲスト解説として登場。現役投手の目線で的確な言葉を発し、オリックスの26年ぶりの日本一を見届けた後にTNCの取材に対応した。「僕自身はこれからアメリカ(移籍)だったりでバタバタだと思うけど、ヤクルトとオリックスの試合を見て思ったのはこの2球団に残りの10球団がどう追いつくのかということが野球界の発展に絶対つながると思うということ。そこが今後また面白くプロ野球を見られる要因になってくれば」と自らが戦いの場を海の向こうへ移した後の日本球界にも思いをはせた。

 (TNCスポーツ部・内藤賢志郎)

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