川崎宗則から千賀滉大へ「せんちゃんらしく頑張って」メッツ入団会見前に届いたメッセージ

2022年12月20日

 米メジャーのメッツと5年総額7500万ドル(約102億円)で契約した千賀滉大投手(29)=ソフトバンクから海外FA=が19日(日本時間20日)、本拠地シティーフィールドで入団会見に臨み、背番号「34」のユニホーム姿を披露した。

 会場には日米のメディアが多数集まり、千賀はまず英語で自己紹介。「ビッグアップル(メッツの本拠地ニューヨークの愛称)に来ることができて、素晴らしいチームに入ることができて、とても興奮しているし、幸せです」と持参したノートのメモを確認しながら挨拶した。

 会見時間は現地午前11時。正式契約、入団会見のためニューヨーク入りした後では「昨日が一番寝られた」と睡眠十分で臨んだ舞台だったが、実は前述の英語での挨拶について球場へ向かう車内で"不安"を口にしていた。

 「朝から興奮していました。いまは英語を話さなければならな いという不安がちょっと上回った感じです。緊張はしていないけど、英語が不安なだけですね。ビビらないように(笑)」

 入団が決まり、ソフトバンクOBでメジャーリーガーの先輩でもある川崎宗則(ルートインBCリーグ栃木)からも連絡をもらったという。
  
 「川崎ムネさんからも『せんちゃんらしく頑張って』と連絡をもらって、『川崎魂で会見行ってきます』とやりとりできたので。まあ、ムネさんほどはいけないけど、あれくらいハッピーにいきたいと思います」

 会見場へ向かう途中、おどけたように心臓をさわって「バクバク」とうれしそうな表情を見せた。会見では用意していた英語での挨拶を披露し、現地記者から代名詞でもあるお化けフォークを投げられるようになった理由について問われ「practice(練習)」と単語で答える一幕も。また、ショーウォルター監督の印象について聞かれると「最初はちょっと少し顔が怖いかなと思いましたけど」とジョークを飛ばし、会見場が大きな笑いに包まれる場面もあった。

 2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場をきっかけにメジャーへの思いを抱き、6年かけて実現させた憧れの舞台への移籍。「僕はまだまだ完成したとは思っていないし、先があると思っている。とにかくレベルアップするために、この地で活躍できるために考えて生活していきたい」と決意を語った。

 (TNC 「ももスポ」20日放送より/取材=内藤賢志郎)

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