ソフトバンク先勝でファイナル進出王手 千賀CS3度目の2桁奪三振、次の本拠地登板は...

2022年10月08日

 ◇クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦 ソフトバンク5-3西武〈8日、ペイペイドーム〉

 2年ぶりCS出場のソフトバンクがファイナルステージ進出に王手をかけた。

 就任1年目の藤本監督はCS初采配で初勝利。チームは2019年のファーストステージ第2戦から続くプロ野球最長のポストシーズン連勝を「17」に伸ばした。

 先発のエース千賀はCS通算11試合目(先発9試合目)の登板。レギュラーシーズンの西武戦は今季4試合で1勝2敗、防御率3点台と苦戦したが、気合のみなぎった投球で4回まで無安打に抑えた。

 4-0で迎えた5回に味方エラーなどで2点を失い、6回は森のソロで失点。それでも「野手の心を折らないように」と誓っていた通りに全力でリードを守り抜き5-3の8回もマウンドへ上がった。2死三塁、一発が出れば同点の場面でベンチは4番山川を申告敬遠で歩かせ、千賀と甲斐のバッテリーは5番栗山と勝負。時間をかけてサインを確認し、8球目のフォークで空振り三振に仕留めた。

 9回を抑えのモイネロが締め、千賀は8回3失点11奪三振でCS通算3勝目。CSでの1試合2桁奪三振は自身3度目で、歴代最多を更新中のCS通算奪三振数は79となった。

 3回に3ランで援護した柳田とともにお立ち台に上がった千賀は、主砲の貫禄のアーチに「最高でした」と感謝。8回の栗山との勝負について「僕がマウンドへ行くということに対し、ベンチやみんなの思いはゼロ(無失点)で帰ることだったと思う。あそこは時間をかけてでもゼロで帰れて良かった」と振り返った。

 リーグ2位のソフトバンクは第2戦で3位の西武に勝つか引き分けでファイナルステージ進出が決定。その場合、優勝したオリックスとの対戦はすべて敵地京セラドーム大阪となる。CSを突破すると、22日に開幕する日本シリーズは1、2、6、7戦がセ・リーグの本拠地。千賀が次に本拠地ペイペイドームで登板するとすれば日本シリーズ3、4、5戦となる。

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