博多ストーカー殺人事件の被告の男 別の傷害事件で有罪判決 元交際相手に声かけた男性に「一方的に暴力」

03月26日


去年1月にJR博多駅前の路上で元交際相手を殺害した罪に問われている男に対し、福岡地裁は、先行して審理していた別の傷害事件について、有罪判決を言い渡しました。

住所不定・無職の寺内進被告(32)は去年1月、福岡市のJR博多駅前の路上で、ストーカー規制法に基づく禁止命令を受けていたのに元交際相手の川野美樹さん(当時38)を包丁で何度も刺して殺害したとして殺人などの罪に問われています。

また2022年8月に、福岡市の路上で川野さんに声をかけた男性を拳で複数回殴り顔を骨折させるケガをさせたとして傷害の罪にも問われ、この事件のみの「部分審理」が進められていました。

寺内被告は起訴内容について「拳では殴っていない」と一部否認した上で、弁護側は、「男性から川野さんが連れ去られると思った」などと無罪を主張していました。

26日の判決公判で、福岡地裁の冨田敦史裁判長は「一方的に暴力を加え、重い傷害を負わせた」などとして、寺内被告に有罪判決を言い渡しました。

寺内被告の量刑は、6月17日から始まる殺人事件の裁判で合わせて言い渡されます。

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