冷蔵庫に両親の遺体 60歳次男が起訴内容認める 検察「“アニメ鑑賞邪魔された”と怒り爆発」 福岡地裁

2022年12月14日


2021年6月、両親を殺害し遺体を冷蔵庫に遺棄した罪に問われている60歳の次男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

殺人と死体遺棄の罪に問われているのは、福岡市西区横浜の無職・松本淳二被告(60)です。


起訴状などによりますと、松本被告は2021年6月、酒店だった自宅で父親の松本博和さん(88)の首を電気コードで締めて殺害し、遺体を業務用冷蔵庫に遺棄したほか、母の満喜枝さん(87)も首を締めた上で冷蔵庫に押し込み窒息死させたとされています。

14日の初公判で松本被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は「松本被告は父親からトイレ介助を頼まれ、趣味のアニメ鑑賞などを邪魔されたと思い、怒りが爆発して殺害した」と指摘。

また、「母親にいたっては口封じで殺害し、介護疲れと呼べるものではなく、犯行動機は身勝手で同情すべき点はない」と主張しました。

一方、弁護側は「被告人は孤独を選ぶ人格障害があり、被告人の行動と障害には関連性がある」「事件の背景や遺族心情を考慮して量刑を判断してほしい」と訴えました。

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