ソフトバンク"熱男"松田宣浩が来季構想外れる 他球団で現役続行希望か、2000安打へ169本

2022年09月28日

 ソフトバンクの松田宣浩内野手(39)が球団の来季構想から外れていることが27日までに分かった。他球団での現役続行を希望しているとみられ、プロ入りから17年間在籍したソフトバンクに別れを告げる可能性が高まった。
 
 亜大から2005年のドラフト希望枠で入団。即戦力の右の大砲候補として06年に球団では小久保裕紀以来12年ぶりにルーキー野手としてスタメン出場を果たした。けがによる離脱を繰り返した時期もあったが勝負強い打撃と守備に磨きをかけ、14年から20年にかけて815試合連続出場。三塁手として歴代最長の7年連続(13~19年)を含む歴代最多8度のゴールデングラブ賞を獲得し、日本代表としては13、17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)などで活躍した。

 グラウンドやベンチでは誰よりも大きな声を出し、15年の球団スローガン「熱男」は自身の代名詞として他球団の選手やファンにも認知されるほど浸透。藤本監督1年目の今季は開幕スタメンを勝ち取りながら徐々に出番が減少したが、ベンチでは若手を鼓舞するなどして存在感を発揮していた。一方で成績は低迷し自己最少の出場43試合で打率2割4厘、0本塁打、7打点。歴史的大混戦で優勝争いが激化する中、今月8日に出場選手登録を抹消されていた。

 2軍降格後もこれまでと同じように明るく振る舞いながら汗を流し、24日の2軍戦では1軍を含めた今季公式戦初アーチを放った後に恒例の「熱男」のパフォーマンスを披露。2軍は現在関西遠征中だが松田は同行していない。30日からのホーム3連戦が今季最後のカードとなる。

 松田のここまでのプロ通算成績は1910試合で6903打数1831安打、打率2割6分5厘、301本塁打、991打点、135盗塁。名球会入りの条件である通算2000安打まであと169本に迫っている。

 ◆松田宣浩(まつだ・のぶひろ)1983年5月17日生まれ、滋賀県出身。岐阜・中京高から亜大へ進み、2005年大学生・社会人ドラフトの希望入団枠でソフトバンク入りした。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞(三塁手)8回、交流戦MVP1回。背番号は06~16年と19年から「5」、17、18年は「3」。180センチ、86キロ。右投げ右打ち。

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