ソフトバンク・リチャード前倒しで宮崎合流へ 三塁の”ライバル”井上は紅白戦で長打2本

2022年02月11日

  新型コロナウイルス感染の影響で出遅れていたソフトバンクのリチャード内野手(22)が12日から宮崎キャンプ(A、B組)に合流することが11日、決まった。同日の練習後に宮崎へ移動した。まずはB組で調整する。

 リチャードは自主トレ期間の1月22日に陽性判定を受け、今月3日に福岡・筑後のキャンプC組で練習を再開。その後は順調に状態を上げていた。藤本監督は15日からの第4クールでの宮崎合流を示唆していたが、ルーキー外野手の正木の離脱、リチャード自身のコンディションが整ったことも踏まえ予定を早めての昇格となったとみられる。

 昨季34試合でプロ初を含む7本塁打を放ったリチャードは次代を担う右の大砲候補として期待されており、キャンプ出遅れからの巻き返しが注目される。

 同じ11日、宮崎のA組では今春初の紅白戦が行われ、ドラフト1位で入団して2年目の井上が紅組の「5番三塁」で先発出場。第1打席で左腕の大竹から右中間を破る先制の三塁打、第4打席では右腕の高橋純から中越えの2点二塁打を放ち2安打4打点と自慢の長打力をいきなり見せつけた。「三塁」「右の大砲候補」はリチャードと同じ位置付けで、大ベテランの松田も含めライバルに先んじてアピールした格好となった。

 (TNC「ももスポ」11日オンエア・YouTube「ももスポチャンネル」より)

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