「少年院の落ち度」 福岡市の商業施設で女性刺殺 遺族が国に賠償求め提訴

2023年03月10日


3年前、福岡市の商業施設で、少年院を仮退院した当時15歳の少年が女性を刺殺した事件で、女性の遺族が10日、少年院を管轄する国などに6100万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こしました。

◆被害女性の母親
「少年院の落ち度ではないかと思い、すごく悔しい思いでいっぱいで提訴しました」

少年は2020年8月、福岡市中央区の商業施設で、買い物に訪れていた女性(当時21)を包丁で刺して殺害したとして、懲役10年以上15年以下の不定期刑が確定しています。

少年は事件の2日前に少年院を仮退院したばかりで、遺族側は少年院が適切な矯正教育を怠ったなどとして、国に対し約6170万円の損害賠償を求め、10日に訴えを起こしました。

訴えの中で遺族側は「矯正教育のあり方を公開し、この問題を放置して欲しくない」と主張しています。

遺族側は、少年やその母親にも損害賠償を求めています。

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