去年８月、北九州市の旦過市場の火災で全焼した映画館「小倉昭和館」。

今年１２月の再建に向けて工事の安全を祈願する地鎮祭が行われました。

４月１２日の地鎮祭には、館主の樋口智巳さんをはじめ、父の昭正さん、息子・直樹さんの親子３代が出席しました。

８０年以上の歴史を持つ小倉昭和館は去年８月、旦過市場を襲った火災で全焼。

新しい昭和館はその跡地に再建される計画で、北九州国際映画祭が開かれる今年１２月の営業再開を目指しています。

◆館主　樋口智巳さん
「昭和館の物語は終わりませんでした。続きが始まります。一つ一つできあがっていきます。そこを皆様に楽しみにしていただきたい」

小倉昭和館は再建に伴い、以前より規模は小さくなる予定で、樋口さんたちは今後、営業再開に向けて映写機といった必要な機材を集める準備を進めていきます。