ソフトバンク育成2年目の中村亮太が支配下昇格 コロナでチーム活動休止中、再開後登録へ

2022年06月29日

 ソフトバンクの育成2年目右腕、中村亮太投手(24)が支配下登録されることが29日、分かった。チームは現在、新型コロナウイルス感染者が続出した影響で1軍の活動を休止中。再開後に中村亮の支配下入りが発表される見通し。

 中村亮は東農大北海道オホーツクから2020年育成ドラフト8位で入団。大叔父は阪神で活躍し、阪神、オリックスの監督などを歴任した中村勝広氏。新人だった昨年は3軍を主戦場に2軍でも7試合に登板した。同年秋の教育リーグで最速154キロをマークするなどアピールし、秋季キャンプでは主力のいる宮崎に途中から呼ばれ合流した。さらに今春のキャンプでも途中からA組(1軍)に昇格し紅白戦に登板。キャンプ後も1軍に残りオープン戦3試合に登板した。

 開幕前の支配下入りはならなかったものの、2軍戦ではすべてリリーフで27試合に登板して1勝1敗、防御率2.45(28日現在)。5月上旬から6月末まで自責点0を16試合続けるなど安定感が光っている。182センチ、76キロ、最速150キロ超のストレートに加え変化球でもストライクを取れるのが強みで、投球回数25回2/3に対して33奪三振、奪三振率(1試合=9回投球時の平均奪三振数)は11・57をマークしている。

 ソフトバンクは25日から28日にかけて1軍7選手(和田、グラシアル、野村勇、藤井、嘉弥真、甲斐、デスパイネ)を含む14人の陽性判定を確認。不振で無期限2軍調整中だった森をはじめ代役選手の緊急昇格が決まるなど、やりくりに苦心している。中村亮も支配下登録されればそのまま1軍登録される見通しだ。

 今年のソフトバンクは開幕前に藤井、4月に田上(いずれも投手)が育成から支配下入りし、現在の支配下登録選手は68人(上限70人)。新外国人で1年契約のチャトウッドが米国で右肩手術を受け今季絶望となっており、このまま退団すればさらに1枠空く可能性がある。

 外国人、支配下登録、トレードなどの補強期限は2020年は新型コロナ、2021年は東京五輪開催により特例で延期されたが、今年は規定通り7月31日となる。

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