ソフトバンクの1番は誰に? 全打順を経験した中村晃「監督が口にしているので意識はしている」

2022年02月13日

 ソフトバンクの中村晃外野手(32)がプロ15年目の決意を熱く語った。新型コロナウイルス感染の影響で柳田、松田らがC組(福岡・筑後)からのスタートとなった今春のキャンプ。当初予定されていたメンバー構成が変わり若手が多く抜てきされた宮崎のA組で、初日から積極的に若手に声を掛ける中村晃の姿が際立っていた。

 「やっぱり松田さんもいないし、一番経験があるのは僕や(選手会長の今宮)健太。1軍でプレーするにはこれが必要だというのは若手に教えないといけない。まだまだ足りないけど、今までの自分よりは声を掛けられていると思う。こういう状況になって初めてやらないといけないな、と」

 今年11月で33歳。年齢も経験も中堅からベテランの域へと入っていく立場で、自分だけではなくチームのことも深く考えている。キャンプの前に藤本監督は柳田、栗原、甲斐を事実上のレギュラーとして明言。昨年は不調だったこともあり中村晃の名前は挙げなかったものの、今キャンプ中の動きを見た上で一塁で固定起用する方針を示唆している。打順についても昨秋の就任後から「1番中村晃」が選択肢の一つとしてあることを強調していた。

 そんな藤本監督の発言を、昨年までのプロ14年ですべての打順を経験してきた中村晃はどう受け止めているのだろうか。

 「監督が口に出しておっしゃってくださっているので意識はしている。(打順は)その監督の色が出ると思うし、監督によってやることは違う。僕がやってきた1番(で意識していたこと)は球数を多く投げさせて塁に出る確率が高いこと。どうなるか分からないが、そこ(1番)をイメージしている」

 初めて規定打席をクリアした2013年から3年連続で打率3割以上をマーク。チームが3年ぶりのリーグ優勝、日本一に輝いた14年は主に1番で起用され最多安打(176安打)のタイトルも獲得した。その当時から一貫して口にしてきたのが「自分は率にこだわりたい」との言葉だ。

 「単純に成績を残すためにはどこを意識するのかということ。それで出塁率、四球が大事になってくるし、ヒットを打とうと思うと打撃が崩れる。出塁率は今までで一番いい数字が(初めて全試合に出場した2016年の)4割1分6厘なのでその上にはいきたい。その打順によって変わってくると思うけど、1番を打つのであればそれくらい残せれば」

 昨年のソフトバンクは1番打者の出塁率が2割7分2厘でリーグワースト。中村晃は打率2割4分5厘と苦しんだものの出塁率は3割4分4厘でチームでは柳田に次ぐ2位だった。新任の藤本監督が「1番中村晃」を構想の一つとして掲げた理由もこの出塁率の高さがあるからだ。2年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指す今季、チームスローガン「もっと!もっと!もっと!」に続く言葉を自分なりに挙げるとすると...との問いに、中村晃は少し考えてこう答えた。

 「チームを引っ張っていきたい、という感じですかね。成績を残さないと試合には出られない。自分のことが一番ではあるけど、今の状況を見ると誰がやるのかという中で、僕と健太が一番引っ張らないと強いホークスにはならないのかなと思う。そういう意識はすごくある」

 キャンプは中盤に入り、柳田や松田らが宮崎に合流した。11日からは紅白戦も始まり、フルメンバーではない中で1番は11、12日とも三森と上林、中村晃は11日が3番、12日は4番で出場した。キャンプ中に藤本監督は「6番中村晃」にも言及し、開幕後のオーダーを模索している様子がうかがえる。中村晃にとっては結婚して初めて迎えるシーズン。起用法が注目される中、今まで以上に先頭に立つ意識を強くした背番号7が全体を押し上げる力となる。

 (YouTube「ももスポ」チャンネルより)

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