福岡市の人気スポット“一変” 海沿いから消えた17本 総事業費8億円 「きれいな海を楽しんで頂ける」

2023年04月20日

サムネイル
福岡市西区の人気スポットで「あるモノ」が完全撤去されました。

地元住民や高島市長も作業完了を喜んでいるんですが、一体何がなくなったんでしょうか?

福岡市から糸島市に向かうと見えてくるのがー

西区西浦の二見ヶ浦です。

玄界灘に浮かぶ夫婦岩にー

きれいな景色を楽しめるおしゃれなカフェー。

県内外から大勢の人たちが訪れる人気スポットです。

◆千葉からの観光客
「すごいなと思って。海も景色もきれい。素敵だなと思った」

◆地元住民
「若い方から年配の方までいろいろな方が来ている。海外の方、韓国や台湾からも」

そんな人気スポットで20日、「ある」作業が完了し、式典が行われました。

◆高島市長
「素晴らしいこのポテンシャルが、大きく引き出される日がやってきました」

高島市長が大きく変わったと話すのは、「海岸沿いの光景」。

実は「あるもの」が撤去されたんですが、一体何がなくなったのかー

みなさんはわかりますか?

正解はー

◆記者リポート
「この周辺一帯『電柱』がないんです。電柱がないので見通しが良いです」

数年前に撮影された海岸沿いの光景と現在の様子を見比べると、道路沿いの電柱がなくなり、全体的にすっきりとした印象です。

◆周辺で飲食店を経営 藤祐輔さん
「景色の中に電線・電柱が入らない。この海のきれいな部分を楽しんで頂ける」

では、元々あった電線は一体どこに行ったのでしょうか?

福岡市の担当者に聞くとー

◆福岡市 古賀誠司 課長
「電線は地面にマンホールを設置していて、マンホールの下に埋まっていてつながっている」

なんと電線は地面の中にー

福岡市は景観の改善などを目的に、現在、各地で「無電柱化」を進めていて、二見ヶ浦エリアでは歩道整備を含め総事業費8億円をかけて海沿い640メートルの電柱17本を完全撤去しました。

◆福岡市 古賀誠司 課長
「交通安全上の狙いや防災上の問題などで、無電柱化はどんどん進めて行きたいと思う」

福岡市は自然災害の発生に備えて、緊急車両が通る道路などを中心に今後も電柱の撤去を進める方針です。

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