旧統一教会の信者が北九州市を提訴 市議会の「関係断つ」決議取り消し求め 福岡地裁

2023年02月20日

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北九州市議会が行った、旧統一教会との関係を断つとの決議を巡って、北九州市内の信者が決議の取り消しなどを求めて、20日、福岡地裁に提訴しました。

訴えを起こしたのは、北九州市に住む旧統一教会の70代の男性信者です。

訴えによりますと、男性は、北九州市議会が去年12月に行った「反社会的な旧統一教会に関与しないことを確認する決議」によって、信仰の自由や政治参加の権利である請願権が侵害されたとして、市議会に決議の取り消しを求めると共に、北九州市に慰謝料350万円を請求しています。

◆提訴した旧統一教会の男性信者
「今回の北九州市議の議決は全くの事実誤認によるものであり、支援者の方々はショックを受けている」

提訴を受けて、北九州市議会の鷹木研一郎議長は「訴状を見てないので、まだ確かなことはお話できない」「決議に対する思いが変わることは一切ない」とコメントしています。

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